2/14（月）までの期間、全店にて開催しておりましたビブリオテークのバレンタインフェア「hologram（ホログラム）“ことばとチョコレート”」、お楽しみ頂けましたでしょうか？ 歌人・伊藤 紺さんとグラフィックデザイナー・脇田あすかさんと一緒に制作したオリジナル歌集「hologram」は、発売日より大好評！
このたび完成した伊藤さんの素敵な短歌と脇田さんの素晴らしいアートワークを中心に、隅々まで作り手のこだわりが感じられる魅力いっぱいの本作品。歌人、デザイナー、そして職人の方々。作り手から放たれる“きらきら”と輝くものづくりへの想いを届けるため、NEWSでは語りきれなかったエピソードをご紹介します。
今回、制作ディレクションは特殊印刷と加工に特化した印刷サービスを展開する〈EP印刷〉さんが担当。
印刷から製本、パッケージ箱の生産まで全てのコーディネートを行っています。
表紙となりタイトルでもある「hologram」はとても大切な要素のため箔へのこだわりもひときわ。提案された台湾の箔の種類はとにかく豊富！たくさんの箔のなかから今回のイメージにあう箔を見つけ、国内の印刷工場で箔押しされています。
実際に製造されている現場の様子が見れるとのことで、伊藤さん・脇田さんと三人で見学も行われました。
印刷からパッケージの完成まで全ての製造過程を視察する工場巡りです。みんな大興奮！
表紙の箔押し印刷、一冊ずつミシンがけされる製本、セット箱の印刷や生産など、工程によって全て別々の工場で行われており、たくさんのひとの手でつくられています
どの工場を訪れても職人さんたちの技術は高く、ものづくりに対して真摯に取り組む姿勢は印象的。
箔ひとつ印刷するにも大変高度な技が必要となり、綺麗に仕上げるための細かい手間を惜しみません。
いざ手にとると伝わってくる“確かな価値”を感じられます。
また、限定発売中の「ポストカード付きスペシャルボックスセット」のチョコレートも本当におすすめです！
こちらはシングルオリジン無添加チョコレートにこだわりをもって展開するオーガニックチョコレートブランド「SOCOLA Lotus to Sakura」さんによるチョコレート。
乳化剤・香料・着色料・保存料など不使用で安心。世界生産量15％程度の希少なトリニタリオ種カカオ豆だけを厳選して直輸入されており、国内工房で徹底的に雑味を取り除き、手間暇かけて丁寧に製造したチョコレートとなっています。
「SOCOLA Lotus to Sakura」さん提案の様々なスパイスを使用した新作チョコレート。試食会を行い、10種類以上のチョコレートを味見し、伊藤さん・脇田さんが選定しました。「おいしいね」と言い合いながら、お気に入りの味を選んでいただきました。
こちらの包み紙デザインは「チョコレートの包み紙に詩を入れてみてはどうですか？」と伊藤さん自ら提案してくださいました。当初の企画では自分たちでは考えつかないアイデア。チョコレートの味を想起させてくれるような詩の書き下ろしと脇田さんらしさが光る素敵なデザインのつながり。それぞれの味わいにマッチしたカラーリングがポイントです。
おいしく食べ終わったあともずっと手元に置いておきたくなる、ここでしか見れない贅沢な包み紙です。
チョコレートの口どけを味わいながら紙包みを眺める、ゆっくりと流れる時間。
「hologram」とともに過ごすひと時をどうぞお楽しみください。
この続きは、本企画のディレクター ほしばさんへインタビュー！
「hologram」が生まれた背景や制作秘話など気になるエピソードについて語ってもらいました。
【スタッフインタビュー】
「hologram（ホログラム）ことばとチョコレート」出会えた“好き”がかたちに、始まりの物語。
Special thanks [敬称略]
冊子・箱の制作ディレクション：EP Print 北川夏希
箱の製作：株式会社泰清紙器製作所
冊子の箔押し加工：有限会社コスモテック
製本：有限会社篠原紙工
チョコレートの製造：SOCOLA Lotus to Sakura
「hologram（ホログラム）“ことばとチョコレート”」
フェアについて、くわしくはこちら。
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